最近、ダリ展を観に、六本木の国立新美術館へ行きました。
あと、上野のクラーナハ展とゴッホとゴーギャン展にも行きました。
絶対つかわないし小さすぎて手に装着できないパンダのパペット
を買ってしまう、などのハプニングもありましたが、やはり良いものです。
自分は絵を描いているくせに、なんかの画にめっちゃ感銘を受けて
同じ絵の前で一時間も立ち止まることなど無いのですが、
キャッチフレーズが良い。
二人の画家が、上野で出会う(ゴッホとゴーギャン)とか、
五百年後の誘惑(クラーナハ) とか。
ずっと昔に描かれていて、画像や資料なんかで既に見知られていて、もう誰しもがすごいってわかっているもの。
それらを、もう一回すごい、て、観たひとが頭の中で感じられる工夫が為されているように思います。
あと音声ガイドもお気に入り。芸能人や作家さんとかが、わかりやすく、新鮮に解説してくれるので
知識を持っていなくても楽しく廻れます。
観覧に来ているひとびとが、なんとなく静かにしながら囁き、絨毯や床を踏んでいる靴音や、時たま入る
係の方の注意(枠線の内側にまでは入らないでください、など。)が、絵画たちの息づく音に聞こえないでも無い。
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