猫の交換

エリ ハンガリーの猫
エリ ハンガリーの猫

 

 ポーランドで知り合ったお友達が、遊びに来てくれました。

 

 部屋が汚すぎて母親すら泊められず、

 はたしてこの場所に自分以外の人に寝てもらう容量があるのかどうかも

 心配だったのですが、

 散乱していた画材やコピー用紙、洋服を片付けたり、掃除機かけつづけたり

 していると、やっとそれらしくなったので安心しました。

 

 

 浅草へ行っておみくじ引いたり、スカイツリーのソラマチをうろちょろしたりと、

 

 東京へやってきてから初めて観光らしいことをした気分。

 

 浅草の有名なパン屋さんの食パンを食べられなかったのは残念ですが、 

 夜は部屋にワインを持ち込んでフランスパン食べたりと、

 

 時間はあっという間に経ちました。

 

 

 驚いたのは、二人が揃ってお互いに猫の人形のプレゼントを用意していたこと。

 

 私は、ちょうど個展を開いていた砂時計カフェで、ねこばさみ、

 という洗濯バサミの 猫編みぐるみを、お土産に選んだのですが、

   友人も、別行動中にハンガリーの作家さん作の猫 を買ってくれていたのです。

 

 

 思わず顔を見合わせてびっくりした瞬間でした。

 

 ハンガリー産だけあって、ちょっと日本の猫とはちがったお洒落なフォルム。

 毛の、フワフワでいながら けばっとした感じも、たまりません。