蝙蝠男

最近、みょうに蝙蝠が気になります。

　

蝙蝠という漢字の感じも好きですが、おそらく最近読んだ「マレー蘭印紀行」（金子光晴著）に影響されたと思われます。

バタビアという街の描写の際、蝙蝠がたくさん出てくるのです。

 

ちょっと前に読んだ「IQ84」（村上春樹著）にも、蝙蝠とよばれる男が出てきます。

 

そういえば、小３くらいの時に「コウモリ」というあだ名をつけられたことがありました。一部の男の子からですが、

ふざけて「うっきっき」みたいな笑いかたをした際、笑い方が似ているから、という理由でした。

 

ニックネームとしては結構ひどいですが、夕暮れの校舎まわりをふらふら飛んでいる姿とか好きです。

テニスをしていると。鳥目で目がみえなくなってきて、

打ち上げられた球を目で追っているつもりが、いつのまにかコウモリになりかわっていたりした事によって横切る不安、とかが好きでした。